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出会いの数だけ成長がある
浜田市三隅町にある中国電力三隅火力発電所は、石炭と木質バイオマスを燃料とする火力発電所。日本でも有数のスケールと最先端技術を導入した発電所だ。人々の生活になくてはならない電力を安定供給するために、日電工業は発電設備のメンテナンス、建設・改造工事を行なっている。
中国地方5県の火力、水力、原子力発電所、変電所において、電力設備のメンテナンスと建設工事を行う日電工業株式会社。家庭や企業に安定した電力を供給するため、定期的に外観点検、機能点検を行ない、故障や不備が予見される場合には迅速に対応していく。三隅火力発電所の1998年に運転を開始した1号機と、2022年に開始した2号機は、それぞれ100万kWの出力数。国内最大規模でありながらクリーンで安定した電力供給を支えている。
三隅火力発電所の1号機は石炭、2022年11月から運転を開始した2号機は石炭と木質バイオマスを使い、2機で合計200万kWの電力を出力している。特に2号機は石炭と木質バイオマスの混焼発電を本格採用したことによって、年間約50万トンほどのCO2削減が見込まれ、クリーンな発電を叶えている。このように国内でも有数の設備を誇る三隅発電所。この安定的な稼働に日電工業も大きく寄与している。三隅火力発電所の場合、日電工業が行う業務は主に「電気」「機械」「制御」の3つの設備のメンテナンス。「電気」は発電所内の電動機や、開閉装置、遮断器、変圧器の点検。「機械」は各種ポンプ、空気圧縮器の分解点検、石炭を運ぶベルトコンベアの保守点検。そして「制御」は各種発信器、分析計、監視装置、バルブの分解点検など。日電工業が行う保守点検、メンテナンスのおかげで全ての発電設備が安心安全に稼働し、円滑に機能している。50年間の確かな経験と実績によって、私たちの電気を自由に使える暮らしは守られているのだ。
中国5県の皆さんに愛され、親しまれ、必要とされている中国電力。そのグループ会社として常に技術の向上を目指している。また保守・メンテナンスの仕事は特にチームワークが必要で、コミュニケーションを取り合いながら円滑に業務を行っていく必要がある。そのためには色々な現場で経験と知識を磨いていってほしい。また2号機は2022年に稼働したばかり。これから先のメンテナンス業務にモチベーションとポテンシャルを感じてほしい。
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