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誠実に、正直に。

浜田市 金融・福祉・他

株式会社岩多屋

誠実・正直。だからこれからもずっと、信頼が続く

シーツ、病衣、オペ着…、配送トラックに積まれたリネン類が工場に届く。種類ごとに分けられて洗い、乾燥、プレス、畳みを終えてまた各施設に届けられる。痛む人、それを治癒する人、介護する人、される人…。さまざまな人が清潔なリネンを待っている。求められている。「誰かのために役立つ仕事」を実感できる仕事だ。

島根県、山口県の病院などの療養施設におけるリネンサプライ業を行う岩多屋。1946年6月、戦後間もない頃からの創業だ。昨今の企業生存率が30年で0.02%というデータから見ると、75年以上を越えた実績はたゆまぬ努力と信頼があってこそ。こうした長い歴史があるから浜田市民にはすっかりお馴染みで、地元に愛され、地元に必要とされている企業の1つと言えるだろう。

お話をお聞きした人/ 代表取締役 岩谷一賢 さん

困っている人のためにできること。みんなで考え体を動かす

創業から75年余り。ここ浜田市でリネンサプライ業を行なってきた。その安定した経営の秘訣について、「『誠実』『正直』が社是。それと常に時代の変化に対して柔軟に対応し、挑戦し続けてきたからではないでしょうか」と話すのは代表取締役の岩谷一賢さん。病院や療養施設のベッドリネンや病衣、白衣リース、入院セットのクリーニングとその配送、レンタル、介護ベッドや介護用品の開発、販売など、その事業は幅広く、軌道に乗っている。そして現在、新しく取り組んでいる事業もある。それは介助や医療ケアが必要な人を対象にした、病衣のプロデュース。脱着が簡単で着心地が良く、それでいておしゃれ。介助する人の介護負担も軽減する衣類だ。マーケットこそ小さいが必要としている人は多いため、積極的に製品化を進めているという。「ベッドリネンのクリーニングや回収・配送は大変な仕事。だけど医療・介護施設にはなくてはならない仕事であり、社会に大きく貢献できる仕事であると自負しています」と岩谷さん。決められた作業量と品質、納期を守るためには社員一人一人の力が必要。個々の能力やチャンスを生かしつつ、より輝ける職場であるよう環境づくりを進めている。

相手の立場に立って考えれば、全てがうまくいく

相手を理解し、認めることのできる人。相手の立場に立ち、自分のこととして捉えて行動できる人。そして人間力を高めて努力できる人。常に自分の作業や言動に改善点を見出すことができる人は、仕事の生産性も高く、人間的にも魅力のある人でもあるはず。工場やサービス、プロデュース、どの仕事に関しても人と人との関わりや思いやりがなければならない。そんな「現場」の力を重視したい。

WORKER'S INTERVIEW

横田智子さん

株式会社岩多屋

浜田市黒川町4185番地ホテル松尾ビル

http://www.iwataya-net.co.jp
[COMPANY DATA]
  • 創業年
    1946年6月
  • 資本金
    1,000万円
  • 代表者
    代表取締役 岩谷一賢
  • 従業員数
    男性:88名 / 女性:112名
  • サービス内容
    リネンサプライ業、福祉用具レンタル・販売、介護住宅改修