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サスティナブルな社会に向けて

浜田市 建設・設備・ 設計

島根合板株式会社

国産木材を使用し、持続可能な社会へと貢献する企業へ

住宅や建築物の構造材として使われる合板は、強く、耐久性に優れた製品であることが前提。島根合板の製品はその基準をクリアし大手住宅メーカーなどに安定した共有を行なっている。また国内の山林に植林を行うなどして日本の林業や地球環境にも貢献。経済産業省から「地域未来牽引企業」に選ばれ、未来を見据えた企業の一つである。

木造住宅や建築・建設現場で使用される構造材は、主に木材の合板(型枠用合板など)である。島根合板は合板製造メーカーの国内マーケットシェア30%をめざす、西日本最大の日新グループの主力会社だ。島根合板株式会社で作られる合板は、島根県産のスギやヒノキを主体に中国・九州地方など全体の80%が国産材。森林の成長や再生にも力を入れており、国産材を資源として利用するほか、植林活動も実施しCO2削減にも取り組む。

お話をお聞きした人/専務取締役 中島靖裕さん

国産木材80%を使用。高品質な製品で国内シェア30%をめざす

スギやヒノキを切削し、乾燥機(ドライヤー)で生単板を乾燥させ、合板の芯に入る単板を調板。そして接着、プレス、仕上げという工程で合板はできる。製品は主に住宅や建築物の屋根や床の構造材として使用。規格の基準を遵守し、強度や耐久性を持ち、シックハウスの原因になる接着剤から放出されるホルマリン検査や強度検査をクリア。JAS(日本農林規格)に沿い大手住宅メーカーとの取引もあり安定した供給が進んでいる。合板の生産量としては高いシェア。2018年度は過去最高の売り上げを伸ばしたという。原材料となる木材は島根はもとより中国地方や九州産の木を使用しており、製品の約80%が国内産木材である。島根合板は国内の森林の成長や再生、日本の林業に貢献するため、同社では植樹活動も行なっており地球環境にも配慮。持続可能な社会を目指している。そうした取り組みによって平成29年12月、経済産業省から「地域未来牽引企業」に指定され、企業としての信頼を深めている。「従業員のみなさんには自社製品を使った家を建て、浜田で働き、定住してほしい。そのために会社としてできることを進めています」と話すのは専務の中島靖裕さん。浜田市や地球環境に貢献できる仕事と言える。

高いモチベーションで、夢に向かってがむしゃらに

島根合板の主な業務は切削、乾燥、接着・プレス、仕上げ、品質管理、生産管理、営業、総務などに就く。高卒なら、製造部へ配属後、適性によって部署を決定していく。目の前のことにがむしゃらに向かい、夢を見つけられる人材を。大学卒は同じく製造部で研修後、生産管理、営業、事務などへ配属。将来、会社を背負っていくくらいのモチベーションの高い人材を求む。

WORKER'S INTERVIEW

山根 永吉さん

島根合板株式会社

浜田市治和町口895-2

https://www.nisshin.gr.jp
[COMPANY DATA]
  • 創業年
    昭和39年11月28日
  • 資本金
    3,000万円
  • 代表者
    専務 中島靖裕さん
  • 従業員数
    男性:179名 / 女性:10名
  • サービス内容
    合板製造・販売