手をかければ応え、地域をつなげてくれる。農業は育児のようなもの
法人化をしてドローンやリモートを活用したスマート農業を推進。米やサラダゴボウ、シャインマスカットやピオーネに加え、島根限定のブドウ品種「神紅」の生産に尽力するなど進化を遂げている藤若農産。田んぼアート稲作体験やしめ縄作りなど消費者との関わりを大切にしながら新しい農業の形を模索中だ。
標高が高く、昼夜の気温差が大きい浜田市金城町。その気候をいかし完熟堆肥を取り入れて減農薬・減化学肥料で農業を行っているのが藤若農産だ。作っているのはシャインマスカット、ピオーネ、またこしひかりやきぬむすめ、もち米といったお米。またサラダゴボウも藤若農産の得意分野だ。藤若農産は社長・藤若将浩さんが平成13年にUターンし、平成28年に法人化。受託作業や地域交流、ドローンやリモートを活用したスマート農業を推進している。