京都に在住し大阪の自動車部品工場に勤務していた時、長男誕生をきっかけに出身地である浜田市へのUターンを考えていた。3年前にUターンが決まった際、島根定住財団から大和ラヂエーター工業株式会社の紹介を受けて、すぐに就職が決まった。
お客様の要望によって図面を描き、仕様を検討し、製造ラインに仕事を流す。そうした企画・開発や管理が自分に向いていると話す榎さんには、『職人肌』という言葉が似合う。熱交換器は、目立たないけど産業機械になくてはならない重要な存在。榎さんも、社内ではまさにそんな存在になっているようだ。